HHKB (ハッピーハッキングキーボード)を購入してみた

先日のAmazonブラックフライデーに便乗して、HHKB(ハッピーハッキングキーボード)を購入しました。今回の記事は、そのレビュー記事になります。HHKBを購入する際の参考になれたら幸いです。

Happy Hacking Keyboard | Professional | PFU

今回の記事はデメリットの面を出して書いていきたいと思います。

 

よく言われているデメリット

値段:普通のキーボードと比べて…高い!

なんと言ってもこれが一番のデメリットだと思います。ちょっと興味を持ち始めたから使ってみようかなと…と思って買う値段に見えません。そのお値段4万円弱。何かしらのセールに便乗すれば、1割から2割引きで購入できるかもしれませんが、それでも3万円は下らないです…。

このデメリットに関しては、この買って失敗するリスクを減らすことを考えるしかないと思います。

  • 購入失敗リスクを軽減するのに考えられる方法
    • 電器屋に置かれていたら、店舗で実際に触ってみる
    • レンタルしてみる
    • 中古で探す

電器屋で置かれていたらラッキーですね。ただ、もしあったとしても、どれぐらいのキーストロークで入力できるのかまではわからない場合もあるかもしれません。公式サイトでは触れるお店の紹介があります。

…ただ、写真を見ていると、店に入ること自体に敷居の高さを感じなくもありません

そこでもう1つ紹介したいのが、レンタルサービスを利用することです。

値段を調べてみたところ、HHKB HYBRID Type-S 日本語配列 墨 であれば、9泊10日で3980円(送料無料)とありました(2023年12月2日現在)。

最後の1つは、中古で購入することですが、正直そこまで安くない……というのが私の所感です。下にメルカリで検索した結果を貼り付けてみます。

メルカリで検索してみた結果(2023年12月)

この値段で買うぐらいなら、新品を買った方が良い気がしています。ちなみに、売っている人の大半が、自分には合わなかったからを理由にしています。

キーストロークの深さ

HHKBの大きな特徴の一つとして挙げられる点です。キーストローク……要は、キーを押し込む深さです。これは、そもそもHHKBは他多くのキーボードと構造が違うことを知っておくべきです。
下の図で、多くのキーボードが採用しているのは右側:メンブレン方式、HHKBが採用しているのは静電容量無接点方式です。

引用:HHKB HISTORY ~HHKBの軌跡~ | PFU

キーストロークは深いというのは若干の誤解があります。正確には、キーを深く押し込むこともできるが、深く押し込まなくても入力できる、です。その為、軽いタッチで入力できることからタイピングをし続けていて疲れないのが本来です。

引用:HHKB博士に聞く!購入前に知っておきたいHHKBの基礎~モデル比較編~ | PFU

しかし、大抵のキーボードに慣れてしまうと、奥の方まで押し込むことが当たり前になっている可能性があります。故にHHKBでも同じように操作しようとして、この「キーストロークが深くて使いづらい」という感想になってしまうと考えられます。

購入された方々の感想/レビューを読んでいて思うのは、どこまで理解した上で使おうとしていたのかでした。少々疑問です。なんとなく見た目だけで買ってませんか?

キー配置が独特

HHKBの大きな特徴として、Ctrlキーが「A」のとなりにあったり、ファンクションキーが無かったりする点があったりします。ファンクションキーの時以外でも、Fnキーと組合わせることが多くなります。

今までのキーボードから違和感の少しでも和らげるのであれば、英語配列よりも日本語配列の方だと思います。何と言っても、日本語配列にはカーソルキーがあるからです。英語配列の場合、Fnキーとの組み合わせでカーソル移動が表現されます。ただ、片手で操作するケースが多い……というのは考えられます。

なお、今回、私が購入したのは英語配列ではなくて日本語配列でした。

開封してから30分も経っていないときの写真。

こういったキー配置の独特さがあるにも関わらず、ブラインドタッチができない方が購入しようとするのは少々無謀だと思われます。上記の写真のようなモデルだと、印字はあるもののほとんど見えませんし。
勿論、HHKBを入手してブラインドタッチを覚えるんだ……と意気込むのは全然アリだとは思いますが、PC初心者は無理せずに他社製の安価なフルキーボードを使ったほうが良いようにも思えます。

私が感じたデメリット

ショートカットキーの押し方を覚え直すこと

世間一般にもっともよく知られていそうな Ctrl+C ですら Ctrlキーの位置が違うので、指の押さえ方が変わります。他にもExcel であったり他のソフトウェアでショートカットキーを多用される方は、指の運びを確認する必要があるでしょう。

まずは、Fnキーを押下することで表現できるショートカットキーを覚えましょう。

Fnキーは、基本的に左の掌で押さえることになります。ひとまずは、Del、Home、End、PageUp、PageDownの5つを覚えればいいかな……と思います。

ただ、個人的には、Ctrlキーを使った基本的なコピー&ペーストやカット&ペーストがなかなか慣れないところです…。時間経過すればなんとかなるのでしょうか?

数字入力が多いのなら、HHKBではなくテンキーを用意すべき

会計事務が多い方では、明らかにHHKBは向いていません。電卓のように入力している方々からすれば、テンキーで入力するほうが圧倒的に効率的であり、HHKBはまったく違う方向性です。
文章を入力することだけでなく、会計業務が多いという方は、テンキーのみ用意する必要があります。

 

最後に

HHKBの見た目に引かれて買ってもいいのですが、これは若干癖のある代物です。色々と拘りの上で設計されているキーボードではあるので、HHKBの特徴を理解した上で購入しない方は必ず後悔しています。
もし、理解した上で使うことが出来たのなら、このキーボードは応えてくれると私は感じています。

補足

ケースは何を使う?

家の中だけでなく、仕事場など外に持ち出しても使いたい方もいらっしゃると思います。さすがに4万弱するキーボードを生身で持っていくのは気が引けます。参考までに私が使用しているケースをご紹介いたします。

値段は3千円でした(2023年12月現在)。
サクラチェッカーを使うと「危険」と表示されたり、レビューには臭いの問題が指摘されているものの、私はいずれも問題はありませんでした。当たり外れがあるのかな…。

パームレストは必要か?

私がHHKB購入前に調べていたところ、多くの方がこちらを試されているようです。

パームレストではなく、キーボードのケースをパームレストの代わりに使用している方もいらっしゃるようです。

ただ、これは私は試しておらず、今のところ特に困った感じもありません。何よりも持ち運ぶものが増えるのを嫌うので、購入は検討していません。

更新履歴

  • 23/12/05:キーストロークについて、追記
  • 23/12/02:新規作成