はてなブログでGoogle AdSense 合格して得た教訓

Google AdSense はブログ系サイトを収益化していく手段の1つとして挙げられると思います。今回の記事は、はてなブログでの立ち上げからGoogle AdSense 合格までの話になります。

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審査に合格した証

私の場合、副業で収益をあげたいから……ではなく、はてなブログの有料版で使いたい機能があり、その費用を賄う手段のひとつとしてGoogle Adsenseを検討したというのが理由でした。 私が実際に踏んだステップは下記になります。右端の年月は実績です。

 

  1. はてなブログ無料版で記事を書いた 2019年10月
  2. Google AdSense を検討して申請した 2019年11月
  3. Google AdSense で審査が通ったので有料版へ切り替えた 2019年11月
  4. 運用が安定してきたので、ドメインを取得した 2020年6月

 

今回の記事では、1番目と2番目に焦点を当てています。3番目と4番目は、ノウハウとしての価値が低い(;既に他サイトにも載っている情報)のため、一旦、割愛させていただきます。もし、はてなブログ以外の方が参考にする場合は、第2章から読むことをオススメいたします。

 

はてなブログに関する噂 

首をかしげる人

そもそも、はてなブログの無料版はGoogle AdSense の資格が得られないという話を見掛けます。現在もインターネット上でもその記事は存在しています。そのため、ブログを始める以前より、AdSenseを検討するのなら始めから有料版にしないとダメなのでは?……という認識がありました。しかし、改めて調査をしてみると、「はてなブログ無料版で Google Adsense の申請が承認された」という記事を数本見掛けたのです。

いきなり有料版でお金を払っての失敗を避けたかった私は、まず無料版でサイト運営の見込みが立ったら有料サービスを導入していくという方針を立てました。有料サービスを検討する前に、ブログを運営できるかが先です。

1.はてなブログ無料版で記事を書いた

運営開始前

色々な情報を探すのにインターネットでの検索はとても便利です。しかし、中には誤った情報が載っていたり、情報そのものがみつからなかったりします。また、見つかったとしても、とても使い勝手が悪くて見づらい、少なくとも自分が見たい形ではないという不満を持つことが結構あります。

そのことをTwitter でふと呟いたら、どこからともなく「そんなに文句言うなら自分で作れば」という温かい言葉を頂きまして、、、数日後、自分が使いやすいサイトの構築を決意しました。

まず最初に考えたのは、DBを構築して自分が使いやすいような検索サイトを作ることだったのですが、私自身に時間・労力・技術のすべての要素が足りていなかったため、すぐに別の方法を探すことになりました。

最終的には、カテゴリー分類のルールと記事に載せるフォーマットが整っていれば、自分のやりたいことはブログできそうという目処が立ちました。さらに、将来的には有料版の機能*1を使って、利便性を上げていくことも考えていました。

運営開始後

実際の記事づくりでは、「あの情報があったら便利だろうなあ」……と思える内容を書くことだけに専念しました。他の方が既に書いている情報には価値がないと考え、そこには時間を割くことを極力避けました。この時点ではAdSenseの申請条件などをまったく調べていなかったのですが、後に登場するAdSenseの資格要件に合致していることに気付きました。

 

2.Google AdSense を検討して申請した

以下の節は、はてなブログに関わらず、AdSense 合格したい人向け共通の情報です。

面接

Google AdSense をやれるのでは?と私が思ったきっかけ

ところで、「Google 砲」をご存知でしょうか?ブラウザ:Google Chrome を起動するとおすすめサイトが表示されます。おすすめサイトは、個人法人のサイトを問わずに表示されることがあり、そこからサイトへの流入が発生して普段の倍のPVを得ることがあります。これを「Google砲」と名付けた方がいらっしゃるようです。私のブログは開始して間もなくて記事の数がまだ一桁だったにも関わらず、「Google 砲」によるPV数の倍増を何度か経験しました。「Google砲」の照射対象の基準は明らかにされていませんが、私の中では「Google Chrome のオススメに表示されるぐらいなら、Adsense も通るのでは?」と思い始めました。

当然ながら、「Google砲」がAdSense に合格する基準だなんてどこにも書いてありません(笑)。今振り返っても、説明ができません……。誰かに背中を押してもらいたかっただけなのかな…。

どういうサイトが審査で落とされないのか?を考え始めた

インターネット検索で Google AdSense のことについて調べ始めてみると、書いているコンテンツにユニーク性を持たせること、どこかのパクリ記事でないこと、文字数は〇〇文字以上である……等々の似たような話が延々と載っていました。

しかし、それらの根拠を明確に書いているサイトは見当たらず、何度も落ちてこれやったらうまくいったの体当たりの実践録は多く載っているように思えました。

そういったものを多く目の当たりにした私は「本当にそうなのか?」と思うようになりました。根拠がないものは信用できなかったのです。

そんなときは、公式に書かれている文章を根拠にすべきであり、立ち戻るべきです👇*2

上記のページから引用すると、AdSense の資格要件は下記となります。

(*** は中略の意)

他にはない魅力があるか
他にも多数のサイトがすでに存在しているため、ユーザーの関心を引き付け、詳しく知りたいと思ってもらえるような、関連性の高い独自のオリジナル コンテンツを掲載しましょう。

***

テキストや画像などのページ上の要素の配置をよく考え、魅力的なレイアウトを作り、ユーザーが求めている情報を簡単に見つけられるようにします。

***

操作が簡単でわかりやすくなっているか 

 サイトの利便性を高めるには、見つけやすく使いやすいナビゲーション バー(またはメニューバー)を用意することが大事です。

***

ユーザーの興味を引く独自のコンテンツがあるか

熱心なリピーターを獲得するうえで最も大事なのは、価値の高い独自のコンテンツを掲載することです。ユーザーにコンテンツを楽しんでもらえれば、共有を通じて他のユーザーにも評判が広がり、サイトの成長につながります。

***

最も重要なのは、専門家の知識、何かを改善する方法、クチコミ情報、自分のアイデアなど、他にはない独自のコンテンツを掲載することです。

https://support.google.com/adsense/answer/7299563

上記の資格要件に対して、私なりに理解していくことにしました。

ひじを付いて考える人

他にはない魅力がないか

そもそも私がブログを立ち上げたのは、他サイトが見づらくて得られたい情報が探しにくい不満がきっかけです。「ページ上の要素の配置をよく考え、魅力的なレイアウトを作り、ユーザーが求めている情報を簡単に見つけられるように」したという点において、私のサイトは条件を満たしているという判断をしました。実際、Twitter上で評判を徐々に得ていましたので、その点において自信も高まりつつありました。

広告を提供する側からすると、サイト構成やレイアウトが崩れているようなサイトに広告を載せたくない……という想像もしてみました。

操作が簡単でわかりやすくなっているか

操作性……ここでは具体的にナビゲーションバー(はてなブログでいうところのパンくずリスト)が挙げられていました。ナビゲーションバーの設置は一例であり、サイト内に見つけたい情報を探しやすいような工夫があるかだと理解しました。ブログ記事へのカテゴリー分類が適切かどうかについても考え抜く必要があるでしょう(;現在も考え続けています)。

広告を提供する側からすると、操作性の悪いサイトはユーザーの滞在時間が短く、広告を見てもらえない……という想像もしてみました。

ユーザーの興味を引く独自のコンテンツが有るか

「専門家の知識、何かを改善する方法、クチコミ情報、自分のアイデアなど、他にはない独自のコンテンツを掲載すること」というのを、AdSense合格のコツを載せているサイトでは多く扱っており、もう少し咀嚼されていたりして書いているのだと思います。ただ、他の資格要件を無視してこの要件だけを強調されているサイトが多いのは大変気になりますが。

  • 他のサイトの記事を複写しない(必ず自分が作った文章を載せる)
  • 引用や商品のアフィリエイトばかりを貼り付たページにしない(独自の意見・考えを述べる)
  • ユーザーの困りごとを解決できる情報を掲載する

少なくとも上記3点を満たしていることは、AdSenseが提示している資格要件の1つを満たせると私は考えております。

広告を提供する側からすると、独自性サイト自体に価値がないのなら広告を貼る場所としては不適切……という想像もしてみました。

……それ以外は?

他サイトで掲載されているコツとして下記があります。

  • 〇〇〇〇文字以上の記事
  • プライバシーポリシーの掲載
  • 記事数が〇〇以上なければならない

しかし、上記はAdSenseの資格要件の説明にはどこにも書かれていません。審査の条件が他にもあるのでは?と言われても関係者以外が判断しようもありませんが、AdSenseの申請側で判断できる根拠は、公式に書かれている文章のみです。

ちなみに私は、記事数は10、プライバシーポリシーを載せず、1000文字以下の記事もありましたが、AdSense審査を通過しています。通過して広告を載せるときからプライバシーポリシーを作成すればいいのではないでしょうか。

結局、AdSense合格への有効な対策は何か

公式から出ている資格要件を満たしているかどうかは、その文章を十分に理解することが重要です。AdSenseの資格要件と公式は述べつつも、それ自体がサイトのコンテンツ作りのヒントであり、価値のあるサイトがどういったものなのかを考えるきっかけになりえます。小手先のテクニックではどうにかなる問題ではありません。

失敗

自分で判断する自信がないのであれば、第三者に自身のサイトの内容をみてもらうのが有効でしょう。

ここで改めて考えてみると、AdSense 合格への攻略サイトは、誰かの発言を参考にして実践したらうまくいったことが混ざっているのかもしれません。資格要件の欠片は含まれているのでしょう。そういった意味では、残念ながらAdSenseの合格に関する情報の純度が下がっています。コンテンツ作りに対する意識の低さも招いているとも言えます。

 

最後に

AdSense に合格する前後に関わらず、自身が運営するサイトから価値ある情報を出し続けることは常に意識すべきです。AdSense は収益を得る手段の一つではありますが、そもそものサイトのコンテンツ作りへの考え方を突き詰めていくことが重要と私は考えます。

※2020年7月15日:一部表現の見直し。

 

 

*1:はてな特有のキーワードリンクの消去、固定ページの作成、ドメインの設定、複数ブログの立ち上げ……を考えていました。

*2:「AdSenseを受理されるにはどうすればいいのか?」を挙げているサイトがたくさんあるのに、公式へのブックマーク数が2しかありません。教科書に書かれていることは無視して、参考書で勉強するやり方をする人が多いということなのでしょう。悪いとは言いませんが。